代表取締役 朝倉 一浩

「画像検査装置」

この言葉に疑問、不満を抱いている方は多いのではないですか。

 ・導入したけど見逃しが多い

 ・良品を良品として検出できない

 ・機構部と画像部のインターフェースがうまくいかない

専用機と言う言葉がありますが、機械の場合はそれぞれの企業に最適な装置をその事情に合わせて設計、製作します。

しかしながら、画像検査装置の場合、既製の画像処理ユニットを無理やり自社のシステムに当てはめる。 それが問題の根源です。

画像処理の成否は照明選択にあると思っています。この段階で95%は成否が決定します。

それから、レンズ、カメラの選定最適な映像が撮れるようになってから画像処理ソフトの出番です。

基本的な処理ソフトは有りますが、ここでも大切なことは最適な検出アルゴリズムをいかに構築するか。画像システムが決定すると、次は如何に装置として完成させるか。ハード、メカ設計が必要となります。この分野も画像が分かって始めて最適なシステムとなります。すなわち全てが個々の案件に対して特別に対応しなければならないことです。                                       

設立から十余年、半導体検査装置から始まり、メディア検査、自動車部品検査、リーマンショック後は更に情報家電部品、食品、今では医療関連部品の検査まで手掛けるようになってきました。

画像検査装置を必要とする業界は多種多様です。

その多様性に合わせ「知恵と創意と工夫」で画像処理の可能性を広げてまいりました。

目視検査全てをマシンビジョンに置き換えられることは無理でしょう。

でもまだまだ可能性は大きいと思っています。

その可能性をご一緒に検討させていただけないでしょうか。